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「まぁこんな堅苦しいプロローグはどうでもええわ」 「え!?なんか凄い壮大そうな話だったのに!?」 「まぁ確かに最後の大袈裟な一文以外は事実だしね……」 はやての言葉にツッコミを入れるなのはとフェイト。 なのはとフェイトの隣にはスバルとティアナの姿も見える。 ちなみにティアナは「それ以外にも不自然なところ無かった?」と疑問を浮かべているが、まぁどうでもいい。 「……で、4人に集まって貰ったのは他でも無い。今回の任務は潜入捜査や」 「「「「潜入捜査?」」」」 はやての言葉になのは・フェイト・スバル・ティアナの4人が口を揃える。 「ちょっと待って、はやて。何でライトニング分隊からは私しか呼び出されて無いの?」 「それは、今回の任務はある高校に潜入してもらいたいから」 真剣な顔で立ったままデスクに両手をつくはやて。 確かに高校となればエリオやキャロは少し幼な過ぎる。 まぁ黙ってはやての説明を聞こう。 「今回の潜入捜査では、とある人物を監視して欲しいねん」 「とある人物……?」 ゴクリと唾を飲み込み、はやてに質問するスバル。 「その人物とは--」 Episode 01「曖昧3年生」 「よ~し、今日はみんなに転校生を紹介するで~」 ここは第97管理外世界、日本の糟日部という街にある陵桜高校。その3年B組だ。 「こんな時期に転校してくるなんて、アニメみたいな展開だね~」 席に座っている青いロングヘアーの少女が、(≡ω≡.)こんな顔をしながら言った。 「家族の都合とか、色々とあるんじゃないでしょうか?」 ピンクのウェーブロングの髪に、眼鏡が特徴的な少女が微笑む。 「でも今転校してきても後は受験だけだよぉ……」 「いやいや、甘いよつかさ。最後の1年間で始まる物語だってあるんだから!」 青髪の少女はアホ毛を揺らしながら自信に満ちた顔で言う。 「え?そうなの……?」 「まぁ確かに、ドラマとかだとそういう展開有りがちですよね」 三人は、そんな平和な雑談で盛り上がっていた。 「じゃあ入ってこ~い」 関西弁の担任--黒井ななこ--の声に呼応するように、教室の扉がガラッと開いた。 茶色いツインテールをなびかせながら、転校生--なのは--は教壇に立つ。 「ほな自己紹介し~」 「高町なのはです。ちょっと訳あってこの高校に通う事になりました。よろしくお願いします」 なのはが「まぁ嘘はついてないからいいかな」と思いながら自己紹介を終えると、着席していた一同から拍手の声が聞こえる。 「じゃあ高町。泉の横が空いてるから、そこ座り」 「はい」 にこやかに青いロングヘアー少女を指差すななこに、なのはは元気よく返事を返した。 「よろしくね~なのはさん」 なのはの横に座る少女、『泉こなた』が猫口だからどことなく可愛く見えるかもしれない微笑みで話し掛ける。 「うん、よろしくね。え~と……」 「こなたでいいよ、なのはさん」 「あ、うん。こなたちゃん」 挨拶を交わしながら、なのはは一つの疑問に気付いた。 「え~と、なんでさん付けなのかな?」 「だってなのはさんのが合いそうじゃない?」 またしても(≡ω≡.)こんな顔をするこなた。 「だってなのはさんって何となくどこかの部隊の隊長とか、そんな雰囲気がするからさん付けのが合いそうじゃん?」 「……ッ!?」 一瞬で大量の冷や汗をかくなのは。擬音で表すならば「ギクッ!!」といった感じだ。 「あ、ちょっとそんな感じするかも♪」 紫の髪の毛に大きなリボンが特徴的な少女、『柊つかさ』が何も考えてなさそうな無邪気スマイルを振り撒く。 ちなみにつかさは既にこなたワールドに引き込まれてしまっているが、多分そんな雰囲気はしてない。 「いや~……それはないと思うよ~?」 「まぁ、ただの雰囲気の話だからね」 なのはは自分の正体に気付いていなさそうなこなたの表情に、胸を撫で下ろすのだった。 一時間後。 「おーっす♪」 「あ、かがみん」 いつも通り、C組に在籍しているにも関わらず何故かB組にばかり現れる『柊かがみ』が現れる。 ただ、いつもとは一つだけ違う。それはかがみについてきた金髪の少女だ。 「あれ?後ろの人は?」 「あ、転校生のフェイト・T・ハラオウンです」 ペコリと一礼するフェイト。 「おお!?なんか今までに無いキャラだね?」 「キャラ……?」 「フェイト……コイツの言う事をあんまり真面目に捉らえない方がいいわよ?」 「え……あぁ、うん。わかったよ……」 呆れたかがみの言葉に、フェイトは泉こなたという人物がだいたい想像できた 「まぁそれは置いといて、そっちにも転校生きたんだ?」 こなたは「フェイトって凄い名前だな~」とか思いながら「何かを置いとく」ジェスチャーをする。 まるで右から左へ受け流すように。 ちなみにこなたにしてみればフェイト=ゲームタイトルによく使われる言葉という認識がある。 「にしても……おっきいね~」 「……何が?」 こなたの言葉に苦笑気味に質問するフェイト。 こなたはどう見てもフェイトの胸元を見ている。 「転校生は二人ともお姉様キャラか……」 「ってアンタは初対面でいきなりセクハラ発言かよ!」 いつも通り、にひひと笑うこなたの表情に気付いたかがみは、すかさずツッコミを入れた。 陵桜学園、食堂。 「……にしても伝説の少女Aの監視って何なのよ……」 「ま、まぁまぁティア。きっと何かあるんだよ?」 愚痴をこぼすティアナをなだめるスバル。 どうやらはやてからの指令は、「伝説の少女Aを監視せよ」とのことらしい。 まぁ伝説の少女Aって何だよって話だが、あまり気にしない方がいいんじゃないかと思う。 ちなみに二人が編入されたのは1年D組だ。 「まぁ、こんな学校生活も楽しいっちゃ楽しいかもしれないけど……」 「ホント、懐かしいよ。こんな雰囲気」 「な、なのはさん!?」 かけそばを食べながら愚痴るティアナは、突然のなのはの出現に驚く。 「私とフェイトちゃんはもう高校に通う年齢じゃないからね。またこうして一緒に学校に通えるとは思って無かったよ」 「うん……私も任務だとは解ってるんだけど、正直嬉しいよ♪」 食堂で買った定食をテーブルに置きながら微笑むなのはとフェイト。 二人にとっても任務なのに嬉しいなんて事は初めてだろう。 「ところでなのはさん……伝説の少女Aは……!?」 「あぁ、うん……もうなんていうか、早速見つけたよ……」 スバルに真剣な顔で問われたなのはは、苦笑い気味に答えた。 「で、どんな人なんですか?」 「え~と……こ、個性的な女の子……かな?」 今度はティアナの質問に答えるなのは。 ティアナとスバルは「はぁ……」と返事を返す。 「そういえば、何でフェイトちゃんは違うクラス行っちゃったの?」 ふと疑問に思った事を口にするなのは。 伝説の少女A……っていうか、こなたの監視が目的ならB組に来ればいいはずだ。 その問いにより「………………」と、しばしの沈黙が流れ…… 「知らないよ……なんかこうなっちゃったんだよ……」 「「「えー……」」」 フェイトの頼りない台詞に、なのはを初めとするスターズ分隊は「ドンマイ……」みたいな顔をするのだった。 一方、1年B組。 「あれ?フェイト来てないの?」 「おや、かがみん。フェイトちゃんとも早速うちとけたみたいだね~」 「まぁね……って何よその笑いは?」 こなたの笑みに気付いたかがみは「今度は何よ?」みたいな顔をする。 「いやぁ……いっつもハブられてC組来てるかがみんにも同じクラスの友達ができると思うと嬉しくて」 「なっ!?いるわよ友達くらい!!」 かがみにツッコまれながらもこなたはニヤニヤと不適に笑うのだった 「お、元気そうやな高町~」 「あ……ななこ先生。」 3年のクラスが集中する廊下でB組担任のななこに話し掛けられ、立ち止まるなのは。 「うちのクラスは個性的なんが多いからなぁ、楽しそうやろ?」 「えぇ、まぁ……そうですね。特に泉さんとか」 ちなみになのはは何となくこなたのテンションについて行き難い。 「お~、早速ええとこに目つけたなぁ」 「いいとこ……?」 予想外の反応を見せるななこ。 もしやこれはチャンスじゃないか?早くも何か情報を聞き出せるかもしれない。 「いやな、泉とはほぼ毎日プライベート(ネトゲ)で会っててな、なかなかおもろいんよ」 「そうなんですか?じゃあ結構仲良いんですね?」 「ん……まぁな。泉なら何でも知ってるからわからんことあったら聞いてみたらええわ」 まぁもちろんオタク知識限定だが。 「はい、ありがとうございます!」 なのはは笑顔でペコリとお辞儀する。 恐らくななこの言わんとする事はちゃんと伝わってないが、それはそれでいいんじゃない?と思っちゃったりする。 「にしても、ななこ先生の雰囲気、どことなくはやてちゃんと重なるなぁ」 なのはが「フフ」と微笑みながらポツリと呟いた独り言に反応するななこ。 「雰囲気?ほぉ、もしかして友達に関西人おんのか?」 「はい、だから関西弁聞いてたらなんだか落ち着くんですよ♪」 言い終えると同時に、幸せそうな顔のななこがなのはの肩に手を伸ばす。 「高町……」 「え……な、何ですか……!?」 「そんなん言うてくれるのアンタだけや……!」 自分の肩を掴みながら「るーっ」と涙を流すななこに、なのはは「何この状況?」と思いながらも苦笑いを続けるのだった。 「まぁうちは関西人ちゃうけどな」 「え……?」 放課後。 「そういえばなのはさんの家ってどこにあるの?」 「え?私は海鳴市だよ。フェイトちゃんと同じなんだ♪」 「あ~、じゃあ帰りの電車一緒だね~」 カバンを持って立ちながら話をするこなたとなのは。こうして見ると身長差は歴然だ。 この任務中はフェイトもなのはも海鳴市の実家で生活することになったという。 「こなたー、帰るわよ?」 「なのは、帰ろうか♪」 そこに、かがみ・フェイトがそれぞれ現れる。 「じゃあ今日はなのはさんとフェイトちゃんも帰りは一緒だね~」 「ってなんでよ?海鳴市って逆じゃなかった?」 不敵に微笑むこなたに、かがみが質問する。 地図で表すならこなたやかがみの家は北。海鳴やみゆきさん家やアキバは南のはずだ。 「いやぁ、今日もアニメイトとか寄りたいからね~」 「また行くの?流石というか何というか……」 半ば呆れ口調で言うかがみ。ちなみにこなた的にはこんなかがみこそツンデレと言うべきらしい。 「ねぇ、アニメイトって何なの?」 フェイトが?マークを浮かべる。初めて聞く店名だ。 「ん~……まぁそういうお店だよ。なのはさん達も一緒にいく?」 「良いの?じゃあ私たちも行くよ♪」 こなたの奨めに乗るなのは。 まぁこなたと仲良くなるチャンスではあるが…… 「(あぁ……こうやって二人もこなたの世界に引き込まれて行くんだろうなぁ……)」 かがみだけは、「二人もこなたの術中にハマってしまったか……」と言いたげな、可哀相な物を見る目でなのは達を見つめていた。 そう……かつての自分のように…… 戻る 目次へ 次へ
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autolink NA/W25-039 カード名:突然の襲撃 なのは カテゴリ:キャラクター 色:赤 レベル:0 コスト:0 トリガー:0 パワー:2000 ソウル:1 特徴:《魔法》?・《武器》? 【自】[① 手札を1枚控え室に置き、このカードを思い出にする]バトル中のこのカードがリバースした時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは自分の控え室の《魔法》?のキャラを1枚選び、手札に戻す。 いきなり襲いかかられる覚えはないんだけど… どこの子? なんでこんなこと! レアリティ:U illust.空木あんぐ リバース時にローコストで手札交換しながら思い出に飛ぶことができる。 本エキスパンションには思い出の《魔法》?キャラを参照する記憶が存在する為、記憶達成を狙うなら入れて損は無い。
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キャラクター別SS追跡表 シグナム No. タイトル 作者 登場人物 022 烈火の爪(れっかのそう) ◆G/G2J7hV9Y シグナム、アナゴ 036 パラレルワールドって怖くね? ◆OGtDqHizUM スバル・ナカジマ、アルフォンス・エルリック、シグナム、アナゴ、でっていう 057 Double-Action Rascal formDouble-Action Rascal form(後編) ◆nkOrxPVn9c スバル・ナカジマ、アルフォンス・エルリック、シグナム、アナゴ、でっていう 100 MURDER×MURDER(前編)MURDER×MURDER(後編) ◆OGtDqHizUM スバル・ナカジマ、アルフォンス・エルリック、シグナム、アナゴ、衝撃のアルベルト 115 Survivor Series ◆EKhCqq9jsg シグナム、衝撃のアルベルト、アルフォンス・エルリック、スバル・ナカジマ 127 不都合なものは見えない ◆X5fSBupbmM 結城奈緒、ラッド・ルッソ、シグナム スバル・ナカジマ No. タイトル 作者 登場人物 036 パラレルワールドって怖くね? ◆OGtDqHizUM スバル・ナカジマ、アルフォンス・エルリック、シグナム、アナゴ、でっていう 057 Double-Action Rascal formDouble-Action Rascal form(後編) ◆nkOrxPVn9c スバル・ナカジマ、アルフォンス・エルリック、シグナム、アナゴ、でっていう 100 MURDER×MURDER(前編)MURDER×MURDER(後編) ◆OGtDqHizUM スバル・ナカジマ、アルフォンス・エルリック、シグナム、アナゴ、衝撃のアルベルト 115 Survivor Series ◆EKhCqq9jsg シグナム、衝撃のアルベルト、アルフォンス・エルリック、スバル・ナカジマ 128 私にできること/一緒にできること ◆X5fSBupbmM 赤木しげる(19歳)、南春香、スバル・ナカジマ、涼宮ハルヒ、園崎魅音 セフィロス No. タイトル 作者 登場人物 030 夜天の天使、飛び立つ ◆0O6axtEvXI セフィロス 040 Advent:One-Winged AngelAdvent:One-Winged Angel(後編) ◆9L.gxDzakI 柊かがみ、高町なのは(StS)、セフィロス 048 小早川ゆたかの遺言 ◆vUo//O.X1M 小早川ゆたか、セフィロス 高町なのは(StS) No. タイトル 作者 登場人物 011 めぐりあう双星 ◆DiyZPZG5M6 柊かがみ、高町なのは(StS) 040 Advent:One-Winged AngelAdvent:One-Winged Angel(後編) ◆9L.gxDzakI 柊かがみ、高町なのは(StS)、セフィロス 055 K-パックス ◆BOMB.pP2l. 柊かがみ、高町なのは、前原圭一(やる夫) 096 悲しみは絶望じゃなくて明日のマニフェスト ◆EKhCqq9jsg 柊かがみ、高町なのは、前原圭一(やる夫) 099 涙の誓い(前編)涙の誓い(後編) ◆DiyZPZG5M6 小早川ゆたか、6/氏、泉こなた、柊かがみ、高町なのは(StS)、前原圭一 フェイト・T・ハラオウン(StS) No. タイトル 作者 登場人物 027 救いを求めるその相手 ◆0O6axtEvXI フェイト・T・ハラオウン(StS)、熱血王子 067 彼女のフラグ取捨選択 ◆UcWYlNNFZY 素晴らしきフラグビルド、フェイト・T・ハラオウン 074 Welcome to this crazy Time ◆EKhCqq9jsg 赤木しげる(19歳)、南春香、素晴らしきフラグビルド、フェイト・T・ハラオウン 076 夢のかけら ◆nkOrxPVn9c 赤木しげる(19歳)、南春香、素晴らしきフラグビルド、フェイト・T・ハラオウン 082 ……も死んだし、そろそろ本気出す ◆LcLEW3UbhI 赤木しげる(19歳)、南春香、素晴らしきフラグビルド、フェイト・T・ハラオウン 098 飢え「無我夢中」の無礼講 ◆EKhCqq9jsg 赤木しげる(19歳)、南春香、フェイト・T・ハラオウン、赤木しげる(13歳)、南千秋、素晴らしきフラグビルド 103 Ego-Eyes Glazing OverEgo-Eyes Glazing Over 後編 ◆nkOrxPVn9c 武藤遊戯、熱血王子、赤木しげる(19歳)、南春香、フェイト・T・ハラオウン 遊城十代 No. タイトル 作者 登場人物 005 忘却の決闘者 ◆0O6axtEvXI 遊城十代、忘却のウッカリデス 053 毒をもって毒を制す ◆KuKioJYHKM 遊城十代、忘却のウッカリデス、小早川ゆたか 085 大都会交響楽大都会交響楽(中編)大都会交響楽(後編) ◆BOMB.pP2l. 地球破壊爆弾No.V-7、泉こなた、6/氏結城奈緒、忘却のウッカリデス、遊城十代阿部高和、ラッド・ルッソ、桂言葉、真・長門有希
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魔法少女リリカルなのはA s PORTABLE -THE GEARS OF DESTINY- キャラゲーと侮るなかれ。ストーリーもしっかり練られた新感覚格闘ゲーム EDRTA 自己ベスト…1:06:22 (2012/10/5) 放送ベスト…1:09:43 (2012/6/26) ルール 計測開始 PSPトップ画面でUMDを選ぶ瞬間 計測終了 【ファイナルシークエンス】クリア表示 各種記録 2012年 日付 タイム 乙箇所 備考 6/7 1 33 09 6-3 3乙 6-4 1乙 11-2 6乙 放送外 6/9 1 21 23 6-3 2乙 6-4 3乙 11-2 4乙 放送初通し 6/11 1 11 56 6-2 1乙 11-2 1乙 6/26 1 09 43 6-4 2乙 11-2 1乙 現状放送ベスト 6/28 1 14 26 6-3 4乙 6-4 2乙 実質お通夜 8/22 1 18 36 6-2 1乙 6-3 4乙 11-2 2乙 放送外 久々すぎてgdgd 8/29 1 17 53 6-3 3乙 6-5 1乙 11-2 2乙 放送外 9/4 1 07 45 6-4 2乙 放送外 10/4 1 07 06 6-4 1乙 放送外 10/5 1 06 22 8-4 1乙 11-1 1乙 放送外 現状自己ベスト ユーリRTA 自己ベスト…1:41:55 (2012/6/14) ルール 計測開始 PSPトップ画面でUMDを選ぶ瞬間 計測終了 【ユーリ・エーヴェルヴァイン】が選択可能になりました の表示 各種記録 2012年 日付 タイム 乙箇所 備考 6/12 1 59 39 6-3 2乙 6-4 4乙 10-2B 1乙 11-2 2乙 放送外 6/14 1 41 55 6-3 1乙 10-2B 1乙 11-1 1乙 放送唯一の通し 現状自己ベスト スキップ禁止EDRTA 自己ベスト…4:00:17 (2012/6/24) ルール 計測開始 PSPトップ画面でUMDを選ぶ瞬間 計測終了 【ファイナルシークエンス】クリア表示 各種記録 2012年 日付 タイム 乙箇所 備考 6/24 4 00 17 6-4 1乙 現状自己ベスト 6/30 4 13 58 6-4 2乙 第5回RTA売名祭り CG100%RTA 自己ベスト…3:02:38 (2012/6/12) ルール 計測開始 PSPトップ画面でUMDを選ぶ瞬間 計測終了 100%コンプリートにしたCG Galleryを表示 CG DESTINY100%RTA 自己ベスト…4:24:31 (2012/6/12) ルール 計測開始 PSPトップ画面でUMDを選ぶ瞬間 計測終了 CGとDESTINYをコンプリートしタイトル画面に戻った瞬間
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ゲーム「とらいあんぐるハート」からスピンオフし、世界設定を大幅に変更した上で制作されたテレビアニメ作品のシリーズ。 2004年10月から2007年9月にかけて3シリーズ放映され、人気を博した。 りぃが大のお気に入りで、「あのね、リリカルなのはっていうのはね、何が面白いかっていうとね」と面白さを説明しようとする。 キモイ。 りぃの熱心な布教活動もあって、最近ではシュウやれしお等のスパクリメンにも広まってきた。 特にシュウがハマっており、りぃと二人で語り合ったり、カラオケで主題歌を歌ったりしている。 それぞれの嫁は以下の通り。 りぃ → フェイト シュウ → ヴィータ れしお → なのは 2010年の1月にPSPで格ゲーが出ます。フェイトちゃんハァハァ
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autolink NA/W12-053 カード名:中学三年生のなのは カテゴリ:キャラクター 色:赤 レベル:0 コスト:0 トリガー:0 パワー:500 ソウル:1 特徴:《魔法》?・《武器》? 【自】このカードがアタックした時、あなたのカード名に「フェイト」?を含むキャラすべてに、そのターン中、パワーを+500。 【自】絆/「“雷光”フェイト」[①](このカードがプレイされて舞台に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは自分の控え室の「“雷光”フェイト」を1枚選び、手札に戻す) あの日出会った絆は・・・・・・今もちゃんと結ばれて・・・・・・ レアリティ:R illust.光姫満太郎 “雷光”フェイトへの絆と「フェイト」?限定のアタック時パンプ持ち。 “雷光”フェイトは“お姉さん”アリシアによりレベル1帯から場に出る事も出来るレベル3キャラであり、 擬似チェンジの前提として「手札に持っていること」があるため、回収出来るのは地味に有り難い。 また、絆持ちでありながらもう一つの効果によってアタック時に「フェイト」?を強化できるため、 「フェイト」?中心のデッキであれば腐る事はない。 ただし、対象のカードがレベル3であるのに対しこのカードはレベル0。 しかも色条件を無視できるレベル0とはいえあちらが黄なのに対しこちらは赤と色が異なっている。 アタック時の強化も「フェイト」?限定であるためかけがえのない友情 なのは&フェイトに比べて少々使い辛い感が否めない。 悪いカードではないのだが、レアリティに見合っているかと言われるとなかなか難しい所である。 ・関連カード カード名 レベル/コスト スペック 色 備考 “雷光”フェイト 3/2 9500/2/1 黄 絆 ・関連ページ 「なのは」? 「フェイト」?
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魔法機甲戦記リリカルなのはシリーズ (C)サンライズ (C)なのはPROJECT 作品リスト一覧 魔法機甲戦記リリカルなのは 魔法機甲戦記リリカルなのはA s 魔法機甲戦記リリカルなのはStrikerS 魔法戦記リリカルなのはForce 魔法機甲戦記リリカルなのはvivd 魔法機甲戦記リリカルなのはX 公式サイトリンク 魔法少女リリカルなのは 魔法少女リリカルなのはA's 魔法少女リリカルなのはStrikerS 魔法少女リリカルなのはForce 魔法少女リリカルなのはvivd 魔法少女リリカルなのはThe MOVIE 1st. 魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's
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【作品名】魔法少女リリカルなのは OP 【曲名】innocent starter 【歌手】水樹奈々 【ジャンル】アニメ 【価格】¥200 □■iTMS■□ 【作品名】魔法少女リリカルなのは ED 【曲名】Little Wish ~lyrical step~ 【歌手】田村ゆかり 【ジャンル】J-Pop 【価格】¥150 □■iTMS■□ 【作品名】魔法少女リリカルなのは (第12話)挿入歌 【曲名】Take a shot 【歌手】水樹奈々 田村ゆかり 【ジャンル】アニメ 【価格】¥200 □■iTMS■□ 【作品名】魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st 主題歌 【曲名】PHANTOM MINDS 【歌手】水樹奈々 【ジャンル】アニメ 【価格】¥200 □■iTMS■□ 【補足】魔法少女リリカルなのは第1期全13話をベースにストーリーを再構築した完全新作劇場版アニメ 【作品名】魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st 挿入歌 【曲名】Don t be long 【歌手】水樹奈々 【ジャンル】アニメ 【価格】¥200 □■iTMS■□
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「ドラなの」第1章『魔法の世界へ・・・・・・』←この前の話 『ドラなの』第2章「第97管理外世界」 「もしも、魔法が使える世界になったら!」 もしもボックスは要請に沿った世界を瞬時に探し当てると、任意の空間(もしもボックスから半径1メートル程度)をその世界の時空連続体から強制分離。目標の次元宇宙へとワープする。 この間連続体から分離したことによって空間内の時間は静止しており、分子1つ原子1つに至るまでまったく影響を受けない。 そしてその世界に到着すると、次元の壁をこじ開けるようにして無理やりその場所に収まった。 (*) ジリリリリリッ もしもボックスが転移完了を知らせるベルを鳴らす。 のび太は期待たっぷりの表情でボックスを出て、床に敷かれた布団に座り込む。ドラえもんもそれに続く。 そしてお互いに目配せした二人は同時に唱えた。 「「リリカル・マジカル、布団よ浮かべ!」」 布団を握って身を固くする二人。しかし何の変化も起こらない。 「・・・・・・呪文が違うのかな?」 のび太の発言によってそれぞれ様々な試行が始まった。 「どら焼き降ってこい!」 「教科書よマンガの本になれ!」 「アブラカタブラ出でよどら焼!」 「僕の頭よ良くなれ!」 「マミマミルルンパクルリンパ!」 「チンカラホイ!」 「ウィンガーディアム レビオーサ!」 二人はその後5分以上あれやこれやと唱え続けたが、やはり何も起こらなかった。 そのうち肩で息をするようになった二人は顔を見合わせるとため息を着き合った。 「バカバカしい・・・・・・」 「もう寝よう・・・・・・」 意気消沈した二人は倒れるようにお互いの寝床についた。 (*) 翌朝 7時 目を覚ましたドラえもんはカーテン開きのために起き上がる。 これはいつかのテレビで『お日様に当たることで体内時計が再調整される』ということを聞き、のび太のお寝坊を矯正するため日々の日課となっていた。 カーテンレールが『シャーッ』と派手な音を立て、同時に明るい日光が部屋を照らした。 「のび太くん、朝だよ」 自らの呼び掛けにのび太が動き出す。しかしその動きはいつにも増して緩慢だ。 気持ちはわかる。 ♪ああ、空はこんなに青いのに、風はこんなに暖かいのに、太陽はこんなに明るいのに─────♪ 「・・・眠い」 そう、どうしてと言うまでもなく眠く、睡眠不足なのだ。 そこでドラえもんの視界にその睡眠不足の元凶が入った。 というより大きいので常に見えていたのだが、意識からは追い出していたのだ。 「もしもボックスが故障してたのかな?」 ドラえもんは呟くように言うとポケットから小さな札を出し、何か書き始めた。 「・・・・・・なにしてるの?」 「未来デパートに送り返して修理してもらうんだ」 ドラえもんは『空飛ぶ荷札(超空間用)』に未来デパートと書き込むと、もしもボックスに張り付ける。するとそれは体裁を保つためかもしもボックスとともに一瞬浮くと、超空間へ転移していった。 「さぁ、朝ごはんだよ。早く起きないと」 「わかったよ・・・・・・」 のび太は小さく文句を言いながらも立ち上がった。 (*) 次元空間 そこでは荷札を付けられたもしもボックスが、時空間移動(時間移動)しようとしていた。しかしその前にどこからともなく飛来した一条の光によって撃墜。次元宇宙に浮かぶ塵と化した。 (*) 普段より早く起きる事に成功したのび太は通学路に姿があった。しかしその顔は浮かない。 「やっぱりもしもボックスの故障だったのかなぁ・・・」 のび太は呟くと、空を見渡す。 そこには彼の想像したような空飛ぶジュータンやホウキに乗った人などおらず、高高度を飛行して飛行機雲を引くジェット旅客機。低空では1機のセスナ(民間用のプロペラ機の一種)が『ブゥーーーン』と静かに飛んでいた。 地上に目を移せば、勤勉なポストマンがバイクから降りて郵便受けに手紙を投函していた。 「はぁ・・・」 本日数えて5回目のため息をついたそんな時、登校中の二人の女子集団が視界に入った。 一人は後ろ姿でもわかる。クラスメートの源静香だ。 のび太は彼女を認めると、水を得た魚のように瞬時に全ての懸案事項は吹き飛び 「おーい!」 などと大声呼び掛けながら追いつく。 「あ、のび太さんおはよう」 静香が振り返ると笑顔と共に挨拶する。 ここまではいつも通りだった。しかし、彼は直後聞こえてきた声に驚く事になった。 「おはようさん。でものび太くんが早いなんて、雪でも降るんとちゃうやろか?」 その冗談に静香がのび太を庇う。 「もう、せっかく頑張ったのび太さんが可哀想よ」 だがのび太にはそんなことはどうでもよかった。 冗談を言った声の主は肩より短いショートカットの茶髪に赤と黄色の二種の髪止めを着けている。彼女が静香と共に登校していること自体はクラスメートであるし、何ら不思議ではない。 しかし驚くべきことは、目線が自分達とほぼ同じ場所にあることだった。 「はやてちゃん、足治ったの!?」 「・・・・・・え?」 のび太のセリフに怪訝な顔になる静香。そして自らの足で地面にしっかり立った八神はやても顔に『?』マークを浮かべながら答える。 「なに言うとるんや?わたしの病気なんて、もう2年も前に治ったやん。なぁ?」 はやてに同意を求めるように聞かれた静香は 「そうよ。ふふ、変なのび太さん」 と笑った。 「まぁ、お寝坊さんが久しぶりに早く起きたんや。まだ寝ぼけとるんやろ」 はやては目をパチパチして固まるのび太をそう片付けると、 「それじゃ行こか」 と2人に促した。 (*) 「お~い!はやてちゃん、しずかちゃ~ん」 少し歩いた所でそのような声がかかった。 振り返るとよほど仲がいいのかお揃いの制服のような服に栗色の髪をした子と、金髪をした子の2人組だった。 はやてと静香は追いついてきた2人へと口々に 「おはよ~なのはちゃん、フェイトちゃん」 と挨拶する。 どうやら彼女らはなのはとフェイトというらしい。しかし女子同士の交友関係にまで頭を突っ込む気はなかったので無難な笑みを浮かべながらそれを見守る。 「(それにしてもこんな目立つような子ってうちの学校にいたっけ?服はともかく、髪の色がバリバリ校則違反なような・・・・・・)」 そうして 「(フェイトって言うんだから外人さんか。なら金髪が普通なのかな・・・・・・)」 といったことを考えていると、初対面であるはずのなのはという少女に突然 「あれ?のび太くん?」 と名を呼ばれ、少なからず驚いた。 「あ!やっぱりのび太くんだ!朝会うのは初めてだね。おはよ~」 「お、おはよう・・・・・・」 「・・・・・・元気ないみたいだけど、大丈夫かな?」 フェイトと呼ばれていた少女が心配そうにこちらをのぞき込んでくる。そこにはやてと静香のフォローが入った。 「ん~どうもな、お寝坊さんが珍しく早く起きたせいか、だいたいここ1~2年の記憶がちょこちょこっと飛んどるみたいなんよ」 「さっきも『はやてちゃんの足が治ってる!』って大騒ぎしてて・・・」 それを聞いたフェイトは 「ああ、それはちょっと重症だね・・・・・・」 と苦い顔をし、なのはは 「じゃあ私達の事も覚えてない?」 と問うてきた。 「・・・・・・うん、ごめん。思い出せない・・・・・・」 というか全く訳が分からない!これがよくテレビで聞く記憶喪失だとすると、僕が持ってるこれまでの記憶はなんなんだ!? 「そっか・・・・・・じゃあ今ののび太くんにとって私達は初対面なんだね」 なのはがまとめるように確認すると、こちらの前に歩み出て姿勢を正した。 「・・・・・・と、なれば自己紹介しなきゃね。はじめまして。高町なのはです。"なのは"って呼んでね」 なのはが『ニコッ』と極めて友好的な笑みを含んだ挨拶をすると躊躇いなく半歩退く。続いてなのはを見ていないのに絶妙なタイミングで前に進み出たフェイトがその場に収まった。 2人の挙動はまるで相手の考え、反応速度それら全てを知り合っているような連携だった。 例えこの場に世界征服を目指す「キーッ」などと奇声をあげる、骨格の描かれた黒タイツ集団が奇襲して来ても軽くあしらう事ができるだろう。 あえて言うなれば幾多の戦場を戦い抜いてきた戦友同士とでも言おうか。 まぁ残念ながらのび太はそれに気づけない。得てしてプロの技は一般人には気づけないほど洗練されたものだからだ。 さて、フェイトは少し気恥ずかしそうな表情を見せて 「なんか変な感じだけど、私もはじめましてだね」 と口に出すと、ペコリとお辞儀する。 「フェイト・テスタロッサ・ハラオウンです。みんなからは"フェイト"って呼ばれています。よろしく」 「う、うん。こちらこそ・・・・・・」 なんだが今一つ納得いかなかったが、その場はそう返すしかなかった。 (*) その後2人がのび太の記憶にまったくない私立『清祥大付属小学校』に通っている事や、到着した自らの母校が『海鳴小学校』となっている事に愕然としたあたりで、ようやくこの事態の原因に気づいた。 「(『もしもボックス』のせいか・・・・・・)」 確かにそれならばこの異常事態にも説明がつく。しかしメインテーマであるはずの魔法がない。 それがのび太をまた悩ませる事になった。 (*) 終礼直後 普段とほぼ変わらない授業風景と、何かと心配してくれるはやてや静香などの間で悶々としていたのび太だが、ようやく来た下校時刻に安堵する。 「やっと終わった・・・・・・」 そう小さく呟いてランドセルを背負った彼の視界に一冊の書が出現した。 本の向こうには自分と同じようにランドセルを背負ったはやての姿があった。 「返すの忘れとったから返しといてな。"図書委員さん"」 「え!?ぼ、僕が図書委員ん~!?」 「なんや、そないなことまで忘れてまったんか・・・・・・のび太くんが"どうしても"って言うから譲ってあげたのに・・・・・・ヒドイ!あんまりだわ!」 はやてはそうヒステリックに叫ぶように言うと、顔を伏せて両手で覆ってしまった。 「え、え!?ご、ごめん!そんなつもりじゃ─────!」 女の子を泣かしたということに素直に焦りまくってしまう。 しかしはやてはパッと両手を払うと、そこには満面の笑みがあった。 「冗談やて♪」 悪びれもせずそう言ってのけるはやて。 のび太は彼女のトレンディ・ドラマの俳優顔負けの演技にただ驚くことしかできなかった。しかしジャイアン達と違って『やられた!』という感じがせず、『仕方ないなぁ~』と思えてしまう所がはやての魅力の1つなのだろう。 完全にこちらを術中に治めたはやては『してやったり』笑って見せると、話を続ける。 「まぁとりあえずのび太くんが図書委員なのは本当やで。・・・・・・さぁ、早く行かんと"相方"が待っとるで!」 「相方って?」 「行けばどうして図書委員になったかわかるかも。じゃ"今夜"のこと、相方とドラちゃんにもよろしく伝えといてな。3人とも待っとるで!」 はやては捨て台詞のように告げると、のび太に再び発生した『今夜のことって何の話?』という問いを口に出す前に教室から消えていった。 (*) のび太は仕方なく、彼女から渡された本と共に最上階の5階へと歩を進めていた。 「(それにしてもはやてちゃんってこんな本読むんだ・・・・・・)」 本の表紙には『カラオケ、上達の秘訣!その音質がオレを変えた!』という題がつけられている。著者は・・・・・・えっと・・・・・・"ウガ"って読むのかな? 「(まぁ、女の子だし、やっぱり練習するのかな)」 彼女がマイク片手に歌の練習をする様はそれなりに似合って思えた。 そんなことを想像しながら図書室に足を踏み入れると、確かに疑問は一瞬にして解凍された。 そこのカウンターに座る見知った1人の少女は笑顔でこちらを迎えると、隣の席へと招いた。 ・・・・・・別に何をするわけでもない。この世界でも図書室は人気がなく、図書委員はヒマだ。はっきり言って誰でもできる。 しかしその時間は使い方次第で至福の時となる。 のび太は彼女と本を読んだり、少し嫌だったが宿題を一緒にやったりしてそれを過ごした。 そんな時、もう1つの疑問がのび太の頭にもたげた。 「そういえばさっきはやてちゃんが『今夜のことよろしく』って言ってたんだけど、何かあったっけ?」 のび太の問いに算数の宿題に目を落としていた静香が答える。 「ええ。今日は6月4日だから、はやてちゃんの誕生会をするのよ」 「ああ、そういうことか!」 (*) 6月4日 今日は八神はやて11回目の誕生日であった。 (*) 当のはやては学校から家に帰る途上にあった。しかし突然彼女の上着のポケットが振動した。 はやてはバイブレーションするその機器を取り出すと展開。液晶画面に表示される名前を確認してから通話ボタンを押し込んだ。 「はい、はやてです」 『あ、はやてちゃん?今どこにいる?』 「今帰っとるとこや。なのはちゃん達は?」 『私達も今学校が終わったところ。支度してからフェイトちゃんとアースラに行くつもりなんだけど、はやてちゃんも来る?』 「うん。わたしが"呼んだ"んだから絶対行かなならん」 その言葉に電話の向こう側にいるなのはの声が暗くなる。 『・・・・・・やっぱり"病気"、ひどいの?』 「うん・・・・・・今朝シャマルがわたしのリンカーコアを調べたら、やっぱり日に日に縮んどるって」 "半年前"から進行するこの謎の病気のせいで5カ月前より魔力消費の多い魔法の使用を自主規制しており、管理局の業務をお休みしていた。 『そっか・・・・・・でも大丈夫だよ。きっとクロノくん達が何か手を考えてくれるはずだから』 「うん。ありがとうな」 そうしてすぐ行く旨を伝えて携帯を畳んだはやては、ほどなくして家に到着した。 「ただいまぁ」 自らの声に家がガタガタ音をたてる。 2年前よりこの家に増えた住人が自分を迎えんと階段を駆け降りているのだ。 「はやてぇ~!」 そう叫ぶようにして彼女を迎えたのは赤い髪を2つに分けた、はやてよりも幼そうな少女だった。 「あれ?ヴィータやないか。どないしたん?まだ管理局の任務やなかったか?」 涙を流さんとまでにギュッと抱きついてくるヴィータに多少困惑しながらも彼女の頭を撫でる。 ヴィータは現在ミッドチルダの地上部隊でシグナムが分隊長を務める部隊の隊員として課業に就いており、帰還はまだ2ヶ月近く先のはずだった。 そこへ毎日の留守を頼むシャマルが、リビング直通の扉から現れた。 「ごめんなさい。昨日私が『はやてちゃんの病気でアースラが来てくれる』って話したらすぐ帰るって・・・・・・」 「それでアースラに便乗して来てまったってことか・・・・・・」 そこでヴィータが 「だって、はやてに何かあったら・・・・・・」 と涙でぐずりながら見上げてくる。 「ん~、わたしを心配してくれるのは嬉しいんやけどな、せっかく戴いた仕事をほっぽり出しちゃいかんよ。『ヴィータをここの隊員に』って推薦したシグナムにだって体面があるし─────」 しかしそう言い聞かせていた所に、もう1人、長いピンク色の髪を後ろに紐で束ねた主要人物が現れた。 「その話なんですが・・・・・・」 「へ?シグナム?」 「はい、実は私も居ても立ってもいられなくなってしまいまして・・・・・・」 聞くと二人の臨時休暇については部隊長の許可は取ったとの事だった。 「ようこんな忙しい時に許可下ろしてもらえたなぁ・・・・・・」 管理局では4年に一度行われる『公開意見陳述会』の警護のため、この時期クラナガンの地上部隊はもっとも忙しくなるはずだったからだ。 「はい。部隊長に事情を話したら『身内の病気じゃ仕方ねぇな。早く行ってやんな』と1週間ほどの有休をいただけました」 「もう、部隊長さんにはお世話になりっぱなしや。この前も無理聞いてもらえたし・・・・・・その部隊長さんはなんていゆん?」 「陸士108部隊のゲンヤ・ナカジマ三佐です。」 「よし、ナカジマさんに今度菓子詰めでも送っておかなならんな。・・・・・・そうだ、戻る時に持ってってあげてや」 「はい。きっと喜ばれると思います」 そんな感じに8カ月ぶりに全員集合して家族団欒をしていた5人(ザフィーラは発言しないだけでちゃんと居ます。忘れていたわけじゃないですよ。・・・・・・ほ、本当ですって!)だが、ここがまだ玄関である事に遅まきながら気づいたシャマルがみんなに呼び掛ける。 「ほら、はやてちゃんは学校から帰ったばっかりなんだからそんなに集(たか)らない」 「そうやで。病人は大切にせなあかんよ~」 リンカーコアはともかく心身共に全快のはやてはその助け船に乗ると、ようやく靴を脱いで家に上がった。 (*) 1時間後 八神家一同は時空管理局艦船、次元航行船『アースラ』にあった。 その中でもはやては次元航行部隊の基地局である本局にも劣らぬ最高レベルの設備を誇る医療室に居り、精密検査の真っ最中だった。 「はやてちゃん大丈夫かな・・・」 先ほど来た高町なのはが『検査中』と表示されたドアを前に呟く。 彼女ははやて達とは20分ほど遅れて来たため、まだはやてとは顔も合わせてなかった。 そんななのはの呟きに、ベンチに座るシャマルが応える。 「たぶん命に関わるような事はないと思うけど、魔力資質がどうなるか・・・・・・」 「はやてのリンカーコアってそんなに縮んでしまったんですか?」 フェイトの問いに、彼女の隣に立つシグナムが 「ああ」 と頷く。 「シャマルの検査によれば毎日少しずつ縮んでいるようだ。生成状況を見る限りすでにクラスSのリンカーコアであるはずだが、未だ出力がAA止まりだからな」 成長と共に完成へと近づいていくリンカーコアは通常11~12歳で完成し、ようやく魔力の安定供給が可能となる。 しかしクラスSとAAのリンカーコアといっても一般人から見ると間に"AAA"を入れて2ランクしか違わないように見える。しかしその差はマグニチュードの差ぐらいに違う。 主に地震の規模を示すマグニチュードは1つ上がる毎に約32倍される。つまり2違うと1000倍近くもの差が出るのだ。 このランクはこれほどではないが1つ上がる毎に10倍となっており、2ランクで100倍もの差が出ているのだ。 しかもS以降は、現代ではまだ越えている事がわかるだけの測定不能域であり、大袈裟に言えば1000倍近い違いがあるかもしれなかった。 「AAって言ったら、魔法が使えるようになったばっかりの私と同じ数値ってこと?」 「ううん。なのはちゃんのリンカーコアはクラスSだけど、あの時は使用魔法からの逆算値だったから小さい値が出たの。でもはやてちゃんの場合はリンカーコアの作りその物はクラスS。それなのに測定される魔力量が100分の1以下しかない。ここが問題なんだよねぇ・・・・・・」 エイミィが頭を捻る。 「じゃあ、はやてちゃんの魔力が誰かに盗電されてるって事ですか?」 「それも違うみたいだね。シャマルさんのカルテを見たけど、リンカーコアは正常に動いてるし出力系には干渉もなさそう。やっぱりリンカーコアそれ自体が縮んで結果的に魔力量が減ってるみたい」 「ええ。私の知っている全ての原因を当たったのですが、はやてちゃんの内部に原因は見つかりませんでした。でも、だからって空間の隔たりを無視して外部からそんな芸当ができるのは・・・・・・」 シャマルは口をつぐむ。 全員の頭に浮かぶはある一冊の書。 数多くの人生をねじ曲げたその連鎖は2年前、自分達の手で断ち切ったはずだった。 しかし『夜天の魔導書』、別名『闇の書』は完全消滅させたわけではない。 自動防御プログラムは確かにアースラの魔導砲『アルカンシェル』で葬り去られ、管制人格『リィンフォース』も削除された。だが闇の書自体の転生プログラムは生きており、蒸発させようものならページも全て埋まった状態でどこかへ転移してしまう。 そのため現在完全ストレージ化した『夜天の魔導書』は管理局によってある凍結世界に封印されていた。 しかしその気さえ起こせば闇の書の力を行使できるはやてはもちろんのこと、なのは達やアースラに乗るような人員は下士官であれそれがどこかは知らされていなかった。 なのは達はそうしたことを思い出して暗い表情をしていたが、突然扉が開いたことでかき消された。 「はやてち─────」 なのはがその名を呼ぼうとするが、そこに立っていたのは期待に反してアースラのドクターだった。 「ごめんなさいね。はやてちゃんじゃなくて」 そして彼女は 「いえ、そんな・・・・・・」 と取り繕うなのはと、心配そうな視線を寄せる一同を見渡すと告げる。 「はやてちゃんはまだ薬で眠っています。ですが検査の結果が出たので、先にご報告申し上げます。どうぞお入りください」 そう言って廊下に集まった人々を医療室に招き入れた。 (*) 結果は残念なものだった。 リンカーコアの物理的な体積が予想正常値の1割程度にまで縮小し、それに伴い出力量が減少を続けていること。 原因は体内には認められず、夜天の魔導書に代表される外部要因である可能性が極めて高いこと。 厚さ10センチのHR(ハイパー・リィンフォース。超強化)チタニウム合金による外部との物理的遮断(つまりアースラの艦体による遮断)。ディストーション・シールド、全方位魔力バリアなどのエネルギー・物理シールド系統による遮断。これら全てを併用、駆使しても縮小を抑えられないこと。 現状のまま縮小が続けばあと1カ月以内にリンカーコアが耐えきれず形状崩壊。再生不能になるであろうこと。 「─────以上。結論になりますが、早急に何らかの対応策を取らない限り、最低でもはやてちゃんは魔力資質を喪失することになります」 「・・・・・・ってオイ!なんとかならないのかよ!?」 ドクターの説明を真剣に聞いていたヴィータだが、1つも良い報告がなかったことからどうしても聞かなければ気がすまない。例えそれが最期通蝶だとしても。 「・・・・・・現代の技術力では、断ち切る事も、進行を食い止める事も残念ながらできません」 「そんな・・・・・・」 と閉口してしまう守護騎士一同。なのはも唖然としながら、ガラスで隔てられた集中治療室でこんこんと眠り続ける友人に視線を投げた。 「はやてちゃん・・・・・・」 するとこちらの呟きが聞こえたかのように彼女の意識が戻り、状況を知ろうと周囲を見回し始めた。 「あれ?ビバリー先生・・・・・・?どこいってしまったんやろ?」 どうやらこのガラスはハーフミラー(片側からしか反対側が見られないガラス)らしい。こちらには気づいていないようだ。 それに実際には遥かに小さな声だろうが、高感度マイクが捉え、スピーカーで拡大された彼女の声はこちらの主観も相まってかとても淋しそうに聞こえた。 「結果を伝えます。そのほうがいいと思いますから」 ドクターであるビバリー・クラッシャー女史は治療室に入ろうと扉の開閉パスワードを入力しようとする。しかしそれをなのはの一声が止めた。 「待ってください!」 彼女は感情も露に続ける。 「今日ははやてちゃんの誕生日なんです!これから友達みんなを集めて誕生会もやる予定ですし・・・・・・だから、だからせめて今日だけは、いつもの元気なはやてちゃんでいさせてあげてください!」 お願いします!と頭を下げるなのは。 フェイトもそれに続き、いつの間にかそれはそこに集っていた全員に伝染していた。 「・・・・・・わかりました。結果は明日に出ると伝えましょう」 そしてビバリーは 「ありがとうございます!」 と再度頭を下げたなのは達に暖かい微笑みを返すと、何食わぬ顔で 「お疲れ様、はやてちゃん」 と入室していった。 シレンヤ氏 第3章へ
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autolink N2/W25-038 カード名:エクセリオンモード なのは カテゴリ:キャラクター 色:赤 レベル:2 コスト:2 トリガー:1 パワー:7500 ソウル:2 特徴:《魔法》?・《武器》? 【永】記憶あなたの思い出置場の《魔法》?のキャラが2枚以上なら、このカードのパワーを+2000。 【自】[②]このカードがアタックした時、クライマックス置場に「エクセリオンバスターA.C.S」があるなら、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、相手に1ダメージを与え、そのターン中、このカードのパワーを+3000。(ダメージキャンセルは発生する) レイジングハートが力をくれてる… 泣いてる子を救ってあげてって! レアリティ:R illust.しのづかあつと 13/04/23 今日のカード。 対応クライマックス カード名 トリガー エクセリオンバスターA.C.S 扉